当院医療従事者(リハビリスタッフ)の新型コロナウイルス感染について(5月13日)第一報

2021年5月12日(水)17時に本院の職員(リハビリスタッフ)1名について新型コロナウイルス核酸増幅検査(LAMP法)で陽性を確認しました。坂梨会では感染予防のため職員に対して厳しい行動制限を行うと共にLAMP法検査を頻回に行って感染の早期発見に努めてきました。当該職員も県外への移動や会食などは一切行っておらず、無症状でしたが病院において実施した臨時検査で昨日判明いたしました。

すぐに保健所への報告を行い、濃厚接触者にあたる患者様およびスタッフはいないと保健所により判断されました。当該職員はコロナワクチン接種を2回済ませており、ワクチン接種者は症状が出にくく感染力も弱いとのご意見を保健所から頂いていますが念のため関わりのあった患者様37名については保健所にPCR検査を依頼しました。さらに、リハビリスタッフ32名については当院でLAMP法検査を昨日から始めており、現時点で職員19名の陰性が確認されています。
対象エリアの消毒も昨日から本日にかけて実施しております。
一緒に勤務していたリハビリスタッフは濃厚接触者ではありませんが、念のため病院のリハビリや訪問リハビリ、短時間通所リハビリは5月17日まで中止とし、リハビリ職員全員に対して5月17日(月)までに3回のLAMP法検査を実施し万全を期したいと思います。

診療業務に関しては保健所と相談のうえ、今まで同様感染対策を十分に行って継続して参ります。尚、今後の経過に関しては都度ご報告をさせて頂く予定です。
皆様にはご心配をおかけしますが、感染拡大の防止に全力で努めてまいりますので何卒ご理解の程、宜しくお願いいたします。

2021年5月13日
医療法人社団坂梨会 阿蘇温泉病院
理事長 坂梨 嘉壽惠
院長  横山 芳樹