今回は、患者様・職員において陽性該当者との濃厚接触者はおらず、クラスターではないという保健所の判断が為されました。そのため、阿蘇市からの広報や報道が行われておらず、阿蘇市民の方々への周知が不足し、ご心配をおかけしており申し訳ありません。
まず、当ホームページで１２月５日に公表していた患者様２３名については、直接当該医師と接した患者様を精査した結果１８名でしたので、訂正させていただきます。
１２月１０日（木）時点での状況としましては、
陽性が発覚した非常勤医師が外来にて診察を行った１８名の患者様については、PCR法と同等の拡散増幅検査法であるLAMP法による検査を実施し、１７名が終了し陰性を確認しております。残り１名については、県外にいらっしゃるため、当院では検査ができない状況でありましたが、県外の病院で検査をしていただくことで御本人と病院に調整済みとなっております。
また、非常勤医師が滞在した時間帯に関わりのあった職員７３名、および、清掃職員と接触のあった職員１４名についてもLAMP法による検査を行い陰性を確認しております。
非常勤医師の陽性発覚後、本日で１週間が経過しており、その後、清掃職員以外の陽性者は認められておりませんが、本日１２月11日から、上記の患者様・職員について再度LAMP法による検査を開始しております。
陽性該当者との濃厚接触者はいない、クラスターではないという保健所の判断のもと、保健所の指導を得て、当該医師や清掃職員がかかわったエリアについての消毒・清掃等も終了しております。また、保健所より、職員の自宅待機は必要ないとの指導があり、感染者以外の職員は全員通常通りの勤務をしております。坂梨会の診療業務につきましては、今まで同様、感染対策を十分に行って継続して参ります。何卒ご理解の程、宜しくお願いいたします。
2020年12月11日
医療法人社団坂梨会 阿蘇温泉病院
理事長 坂梨 嘉壽惠
院長 横山 芳樹
